東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚

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アトラス

カテゴリー:Video Games

発売日:2010-04-22

『九龍妖魔學園紀』や『ペルソナ』シリーズを手掛けたスタッフが、ディレクションやシナリオ、キャラクターデザインを担当している學園ジュブナイルAVG+RPG。東京・新宿を舞台に、人類にとっての厄災"カミフダ"を回収する"封札師"たちの姿を描く。物語は1話完結形式となっており、各話はシナリオパート、自由移動パート、ダンジョン探索パートの3つで構成されている。シナリオパートは登場人物たちとの会話を中心に進行し、相手の問いかけに対して9つの感情を選んで気持ちを伝える"感情入力システム"によって相手との絆を深められる。自由移動パートでは、學園内や新宿の街を自由に探索することで情報収集やアイテム回収が可能。ダンジョン探索パートでは、花札や仲間の力で異形の"隠人(おに)"を倒しながらさまざまな謎や罠をクリアしていく。


カスタマーレビュー転生学園よ、このゲームを見習え  (2010-04-24)


正直、転生学園再来になるんじゃないかと心配だったがアトラスの名に恥じない良作で良かった。
ただ、九龍妖魔学園紀を凌ぐ作品とまでは言えないと思う。
転生学園もアトラスとこのゲームのスタッフが作っていたらあんな駄作にはならなかったと思う、転生学園のファンの人には悪いけど・・・


カスタマーレビューおもしろかった、けれど...  (2010-04-24)


九龍妖魔学園紀プレイ済み。
1週終了した時点のレビューとなります。

システム周りが進化し、携帯機のPSPであることとあわせて
より遊びやすくなった印象です。
ロード等でストレスを感じることはありませんでした。
九龍になかった花札を使った戦闘も、予想以上におもしろかったです。
ただ、全9話はちょっと少ないかな・・・?正直拍子抜けでした。
また、事前情報でメインと思われていたキャラが仲間にならなかったり、
仲間になるのがとても遅いのに驚きました。
人によってはガッカリする部分かもしれません。
(注:もしかしたら今後、真エンドや仲間フラグがでてくるかもしれません・・・
   普通に1週終わった時点でのレビューです)

あと、これは人それぞれだと思うんですが、プレイしている最中に何度も
九龍や魔人を彷彿とさせる演出やキャラがでてきて、それが私にとっては
マイナスでした。
一応違うタイトルで新作なんだし、変に引っ張るのはやめてほしかった。
良作ではありますが、やはり九龍と比べると二番煎じの印象はぬぐえませんでした。


カスタマーレビュー和風九龍  (2010-04-24)


アドベンチャーとSLGというシステム、ストーリーの運びは「九龍妖魔学園紀」にとても似ているので、
「九龍」が好きな方にはお勧めできると思います。
(知らない方はそちらのレビューも参考になると思います)

もともと遊ぶ人を選ぶジャンルなので万人にお勧めはできませんが、
(やや暑苦しく青臭い)青春・オカルトが嫌いでなければ楽しめると思います。

セーブ等でたまに動作速度が気になることもありますが、 PSPとしては早い方だと思います。

本家監督版ジュブナイルに比べるとストーリー・ボリューム等ちょっと物足りない部分もありますが、
これはこれで個人的には楽しめました。

ゲーム中での操作説明はあまり無く、割とぽんっと放り出される感じなので
始める前に解説書を読むことをお勧めします。


カスタマーレビュークリア後の感想:追記  (2010-04-24)


全体的に楽しめましたし、良作の部類に入るのは間違いないですが、やはり九龍は越えられてない感じが否めませんでした。まあ、自分が古事記好きだからというのもありますが。キャラは九龍に負けず劣らずな感じで安心しました。零の声優が九龍の皆守という事もあり、ファンにはたまりません。 さて、クリア後ですが、最終話から続けるのか、ニューゲームにするか選択できます。 ニューゲームにしたら、コレクションやお金、プロフィールは 引き継ぎありで、成績表、装備等全く引き継ぎありません。個人的にこれは痛かった。せめて、引き継ぐか選択欲しかったです。 ちなみに総プレイ時間約35時間(クエスト等全くなし) 今からクエスト開始しようかな〜 追加ですが、隠しダンジョンは、春夏秋冬一つずつあるみたいです。(自分が気付かなかっただけかもしれませんが、知らないダンジョン、隠人に遭遇したので。)


カスタマーレビューまさに學園ジュブナイル  (2010-04-23)


序盤〜1話をプレイしての感想ですが。

3D視点でのダンジョン探索。
AP(行動力)を駆使した緊張感と計算の戦闘。
射程、威力、移動、消費APの計算、仲間による援護の指示、までは同系統である九龍妖魔学園紀にもあった要素ですが、カミフダを使ったコマンド、連続して敵を倒す事によって発生する強化などが今回からの要素ですね。
 射撃系の武器で弱点を狙う時にどこか弱点か考えるだけでも面白いです。
 
ダンジョン探索にも、自身の持つ特殊能力を使って『見えないモノを見る』という大きな特徴が生かされています。様々な仕掛けといい、今後が非常に楽しみです。

感情が相手を動かすADVパート。
 基本的にADVパートは情報収集&仲間との交流を測る、ある意味で重要なイベント。
 九龍では、とある仲間の加入条件である好感度がかなりシビアであった為、泣く泣くリセットした人間が多数という恐るべき過去が。
 今回も仲良くなりたい相手との会話は緊張する事になりそうです。
 加入した仲間次第で戦闘の難易度も大きく変化する為、一人でも逃すと痛い目を見るかもしれません。

総じて、かなりの良作です。
迷っている人は是非に買ってもらいたい。
萌え系とは対極にあるようなゲームらしいゲームですが、學園ドラマとしての内容は若干の古臭さを感じるものの、妙な誇張のないフィクションとリアリティのバランスを狙っているところが個人的にはニヤニヤ要素。
 あと無個性な主人公は自己を投影し易く、物語への感情移入がしやすい点もこのシリーズに好感がもてる理由。仲間も、長く付き合う事になる相手も多く、まず間違いなく愛着がもてる相手がいる点もですね。

ただ、個人的には、従来の作品(魔人、九龍)が好きだけに、OPがどうも好みに合致しなかった事で星の数は一個減らします。