
愛は、どこまで貫けるのか 人は、どこまで許されるのか──。
人間の本能、本質に問いかける、大人のためのサイコ・サスペンス。
4日間の拉致後、溺死させ、その手に折り紙を残す奇怪な「折り紙殺人鬼」。
事件の真相を追う4人の主人公達は、それぞれ過酷な状況の中で様々な選択と決断を迫られていく。
その決断を、人は許すだろうか? あなたは、許せるだろうか?
「ゲームオーバー」という概念を取りはらい、
すべての言動、行動の結果、そして最後の結末を、
あなたはその心で受け止めなければならない。
豊かな感情体験と挑戦的なテーマで、大人が楽しめるPlayStationR3専用ソフトがここにも!
●天秤に掛けられる愛・命・モラル。
心をえぐるストーリー暗く、不気味に広がる連続誘拐殺人犯の存在。そして主人公たちに迫りくる究極の選択。
全てをその手で選択し、実行する、PlayStationR3だからこそ実現できた身に迫る感情体験。
●圧巻の映像表現とプレイシステムの融合
プレイパートも物語(ムービー)も、全てリアルタイムに3Dで展開。
行動に合わせてシームレスにドラマが進行する。
●秀逸、意味深なドラマ演出
ひとつひとつの行動に、ドラマチックで意味深な演出をほどこす映画のようなカメラワークが、
プレイするものの興味を引きつけ、手を止める隙を与えない。
●ゲームオーバーという概念を捨てた、マルチエンディングシステム
主人公たちが何人死ぬことになっても、それぞれに「エンディング」が用意され、一つの作品として
完結する構成になっている。20以上の全ての行動が展開に多様な紆余曲折を与えていく。
なかなか楽しませてもらいました。
(2010-02-22)
最初に言っておきますが小説のようなドラマのようなものです。
僕には向いてないって人にはお勧めできませんといいたいところですが、
ぜひ今回はやってみてこういうゲームの楽しさを味わってほしいのです。
ストーリーがわかれば必ず楽しめる作品になっています。
一度買ってみてはいかかでしょう?
面白いんだけど
(2010-02-22)
操作がやりにくい
キャラの動きが鈍い
移動のR2ボタンの押し込み具合の移動速度のメリハリ位は欲しかった
このゲームの操作性を嫌う人がいるのでは...
自分も、その1人です
内容は好みだったので、満足してます。
PS3を持ってるなら、一度はやる価値ありの秀作。
(2010-02-22)
PS3を持ってるなら、買うなり借りるなどして一度はやらなきゃ損な作品。
大絶賛まではないが、「よくぞこの作品を創ってくれました。」と思えるレベル。
FF13で絶望した方はこれをやるのがいいでしょう(笑)。
「↑」「→」「○」「△」「R1」などボタンを瞬時に押して進めるムービーゲーは斬新な訳でもメチャクチャ楽しいものでもない。
しかし、場面場面でのキャラの『心の声』や『自分の選択によって物語が変わる』要素などがハイクオリティな映像と音楽と合わさり、ただのムービーゲーではない仕上がりと言える。
(良い点)
●映像と音楽がいい感じ。
●分岐がやたら多い。
●キャラクターがしっかりしている。(FBIのジェイデン、カッコイイ!)
(悪い点)
●確かにフリーズする。(オートセーブなのでちょっと前からやり直し)
●小さいTVだと「○」なのか「□」なのか分からん。(液晶32インチ以上推奨)
●『前進(歩く)』がやりづらい。
(クリア後感想)(*分岐によって多数変化あり)
息子の為に極限の選択を迫られるイーサンも印象深かったが、兄弟思いの普通の少年が折り紙殺人鬼になってしまった背景にはやはり『ろくでもない親』や『どうしようもない不運』があり、そういうのをちゃんと描いている。
それが現実的かはさて置き、
ラストで息子を殺された女性が殺人鬼の墓につばを吐くシーンでは「怒って当然だ。」と思う一方で、プレイヤーは折り紙殺人鬼の過去の経緯も見ているので「あの時大人が助けてくれれば殺人鬼にならずに済んだかもしれないのにな。」とも思う。
そういう意味でもこういう『考えさせる作品』は珍しい。
どこぞのビッグタイトルのように中学生が創ったようなシナリオで一流気取りの作品とは違い、『食べたらちゃんと味のする作品』。
フリーズします?
(2010-02-22)
mixiにやたらフリーズするという記事が掲載されておりましたが、皆さんフリーズします?
こんなところで質問してすいません。
TVゲーム史に残る、あらゆる意味で画期的な作品
(2010-02-22)
40オーバーのオジさんゲーマーである自分にとっては、発売前からかなり気になっていたソフトで、発売と同時にいてもたってもいられず衝動買いしてしまった。
結果から言えば大満足の1本である。
まずこのゲームについて書くには、これまで慣れ親しみ、使い古されてきたあらゆるTVゲームのルールや定石を払拭しなければならない。
それほどにこの「Heavy Rain」の登場は、TVゲーム史における小さな革命だと感じる。
確かに「シェンムー」で生み出されたQTE的なアプローチもあるが、本作ではそうした特殊な操作性を適度な難易度と深みを持たせて発展させることに成功している。
そして、なんといっても特筆すべきは、圧倒的な精度で作り込まれた3Dモデルの数々。これは思わずため息が漏れてしまう程のレベル。
更に一度プレイし始めたら止め時を失ってしまう程、引き込まれるストーリーも素晴らしい。
まずは何の予備知識や情報も持たずにプレイし始めることを絶対的にオススメする。
(できれば取扱説明書さえも読まない方が良い。操作方法についてはゲーム中で十分学ぶことができる)
まるで質の高い欧米のサスペンス映画やドラマを観るような感覚で楽しめる。
いや...子供を持つ親の立場にしてみたら「楽しめる」という表現は適当ではないかもしれない...まさにタイトルにある「心が軋む」感覚を存分に体感することになるからだ。
サブタイトルの邦題に偽りなし。まさにそのゲーム体験は主人公と心が一体化するかの様な共鳴感でプレイヤーに迫ってくる。
R2ボタンで前進や、「はい」が×、「いいえ」が○など独特な操作性は当初は戸惑いもあるものの、ゲームを進めて数十分もすれば違和感は全く感じなくなる。
ゲーム中に若干画面がガクつく場面もあったが、全体的な流れからすれば取るに足らない問題と思える程度。
キャラクターの移動が「歩き」しかなく、移動にもう少しスピード感が欲しい気もしたが、自らの日常生活を考えれば走る場面など頻繁には無いわけで、リアルさを考えれば納得のいく仕様かと。
発売前から話題に上がっていた「規制」の内容だが、今の日本では仕方ないと受け入れざるを得ないのだが、決して規制内容に対して大きな不満を覚えるほどでもない。
どうしても気になるようであれば該当場面を海外の動画投稿サイトから入手すれば良い。わざわざその為に海外版を買うまでもない。
それ以上に、日本語吹き替えが健闘している。ほとんど違和感なくゲームに溶け込んでいるし、洋画や海外ドラマを見ている感覚と遜色ないレベルに仕上がっている。
これは日本語化ローカライズにかけた労力を称えるべき。また、その為にも日本のユーザーは、やはり日本語版を購入すべき。
今後、海外では追加DLCがいくつか用意されている模様。おそらく日本語版にも提供されるだろうし、それまでは「Heavy Rain」を手放す事は出来ないだろう。
日本のゲーム開発者の多くがこのゲームの登場に大きな衝撃を受けている事と思う。これからは是非、日本のデベロッパーの皆さんに今作に負けない質の高い大人向けのゲーム作品を作り出してもらえる様に期待したい。
また開発元のQuantic Dreamには、新たなゲーム・フォーマットを作り上げた功績に対して心から賞賛を贈ると同時に、このフォーマットを更に発展させて新たなストーリーを見せてくれることを大いに期待したいと思う。
この「Heavy Rain」は疑う余地なしに、2010年度におけるベスト・ゲーム候補の一つになるだろう。ゲーム好きを自称する方は絶対に避けては通れないソフトだと確信する。
まずは購入し、プレイを。
他人のプレイ動画を観るだけでは決して得られない満足感が味わえることを保証する。