
シミュレーションRPGに定評のあるアイディアファクトリーとその子会社コンパイルハート、そして『サクラ大戦』シリーズのヒットが記憶に新しいレッド・エンタテインメントが奇跡のコラボレーション! 『アガレスト戦記』は、世代を越える長い長い戦いの物語だ。初代の主人公は、守備軍の補佐官を務めるほどの優秀な騎士でありながら、凄惨な戦争の現実の前に、騎士道を捨て、祖国の命に叛いた"レオンハルト"。物語の途中に出会う3人のヒロインの中から、誰をパートナーに選ぶかで、次の世代の主人公が変化していく。これを「ソウルブリード」システムといい、選んだヒロインによって子供の能力や容姿が変わるのだ。冒険のマップは各世代ごとに、個別に用意されている。ワールドマップ上にあるイベントポイント(目的地)を目指しながら、冒険を進めていく。イベントポイントまでは、戦闘が発生するバトルポイントや装備品の購入や強化ができるショップ、未知の空間が広がるダンジョンなど、さまざまなポイントが配置されている。バトルポイントでは、バトル専用のフィールドに移動し、敵と戦うことになる。バトルはターン制で行い、ひとつのターンで移動は敵・味方一斉に、戦闘は味方各キャラに指示するシステムになっている。
(※紹介文はオリジナル版のものを使用しています)
http://dol.dengeki.com/
良作
(2009-06-07)
近年のSRPGの中では間違いなくトップクラスの面白さと圧倒的なボリューム。
世代交代がウリだが、前世代のキャラもちゃんと使え、
最終的には総勢30以上のキャラから自分の好きな編成を組むことができる。
それらのキャラクター全てにボイスと固有必殺技3つづつ有り。
LVアップ時のパラメーターは自由に振ることができ、装備に強化スロットが設けられてる為
キャラカスタマイズ性はかなり豊富。
戦闘システムもSRPGとして冒険的な試みをしてる割に良バランス(特に序盤は)。
が、中盤以降、BOSSの攻撃は防御の高さに関わらずほぼ即死というIFらしい危うさもでてくる。
ストーリーは壮大だが、重厚というよりは、
美男美女がカッコイイBGM(ロックメイン)をバックに戦うといった、やや現代的なカッコ良さを重視。
これはFEやタクティクスというよりラングリッサー(グローランサー)的なノリに近いかもしれない。
以下、改善の余地があると思った点
・やり込み系なのに戦闘を繰り返し材料を集めをするほどターン数がかさみ、イベントの発生に影響がでてくるという矛盾(X BOX版では緩和)。
・SP(格ゲーでいう超必殺技ゲージのようなもの)を溜める手段が非常に乏しく、
普通にプレイしてる分には各キャラの最強必殺技をほとんど拝める機会がない。
(仲間が死ぬと全員に一体敵を倒した分と同等のSPが溜まるので、わざと仲間を殺してSPを溜める通称「生贄戦法」が後半BOSS戦の主流となってしまっている)。
・非常に魅力的なキャラが多いのに、戦闘参加人数が6人と少ない上に、
材料を敵から盗んで集めるのが重要なこのゲームでは盗みキャラでほぼ一枠固定されてしまうので、戦闘に参加しないキャラ、多く用意されている合体技が非常にもったない。
(とはいえ戦闘システム上、一度に参加できる人数を増やすことはできなそうなので、
アイテム入手難度、コストをもっと下げ、2チーム編成とかがいいかもしれない)。
・次世代機にしては戦闘画面がチマチマしすぎて迫力に欠ける。
(実際やっていると気にならないが、購入前の人にはマイナスイメージだろう)。
・ダンジョン内のコリジョンが曖昧で進める場所とそうでない場所がわかりにくい。
・町に全く個性がない(ゲーム性的にそこまで重要じゃないが)。
以上が気になった点ではあるが、いくつかは次回作のZEROで改善されてそうなので、それに期待したい。
このように問題点がないわけではないが、相対的に見れば充分面白いといえる部類に入る作品。
ノーマル版をやりましたが
(2009-05-06)
最初から難易度ハードで始めました。途中でどうにも難しくなってきましたがゲーム開発者が難易度を考慮して逃げ道を用意してくれている感じです。簡単に手にはいるけど売ると高額な品や武器を練成すると時々事故で強い武器が出来たりする、戦闘でよく死にますけど死者を回復するアイテムが簡単に安く買えたりする等、難しいですがそれを考慮した作りにになっていますので全体のシステムを理解出来ないうちは苦労しますが理解できてコツがつかめてくると楽しくなってきます。後、最大ダメージや最大HIT数などのランキング登録も燃えるのでやり込み派の人にもお勧めです。
これを機会におひとつ
(2009-04-16)
ZEROが出るという情報と共に目に飛び込んできたのがこの前作のベスト版です。
前作を知らなくてZEROで興味を惹いた方は、
世界観を知る上でもこれを機会に買ってプレイすることをお勧めします。
まさか廉価版が出るとは・・・・・・
(2009-03-11)
あのアガレストが廉価版が出るなんて・・・・・・!やはりIFゲーでは良作で売れたという証拠ですね。
まぁ内容は今更なんで良い点と悪い点を。
・良い点・
・女性陣のキャラデザが良い。(但し男性陣は主人公以外絵が微妙)
・戦闘BGMが格好良い。
・嫁によって次世代の息子の能力容姿が変わる(但し悪い点でもある)
・悪い点・
・恋愛パートが希薄。普通のRPGの方が明らかに『恋愛』してる。「このヒロインはいつ主人公に惚れたの?」なんてのがザラ。逆にムダに贔屓されてるヒロインもいる(フューリア・シルヴィ)
・難易度がハードじゃないと最終的にはやり込めない。
・声優が最悪。知名度は低くて良いからもっと上手い人起用しろ・・・・・・。
・地味に長いロード。
今回廉価版と言うことで「完全新規ジャケット」「ロードが早くなってる」「ダンジョンではターン数が加算されない」というXbox360版のようなことになってないかな~と淡い期待をしているのですが、無理ですよね~・・・・・・。
でも正直な話、今からアガレストをやる人は追加要素のあるXbox360版の「アガレスト戦記リアピアランス」をオススメします。こちらは「ちょっと際どいイベントCG」が追加、
「ダンジョンではターン数がカウントされない」、「若干ロードが早くなってる」等PS3版より豪華(?)ですので。(但し追加CGは既存CGと違和感ありまくりな上に全キャラにCGが
追加されてるわけじゃなく、更にバグが多い)
PS3版で唯一勝ってる部分はOP曲かな(笑)
でも、箱版だろうとPS3版だろうと楽しい作品だし、沢山の人にプレイして欲しい。
今回安くなるということでちょっと気になる~と言う方は買ってみてはいかがでしょう?
余談な上に箱版の話になって申し訳ないですが・・・・・
いいかげんインストールできるようにはならないのですか?